製造過程にて内容物不明な強酸の液体が出たのですが、その液体の成分と、どのようなものが溶解しているか調べたい。


事例2:B社(窯業製品製造業者)からの問い合わせ。

窯業製品製造業者とのことより、液体は主に無機成分であることが予測されました。
この為、イオンクログラフ法で陰イオンの分析を、ICP発光分光分析法で金属元素の定性・半定量分析を行いました。
イオンクロマトグラフ法では塩化物イオンとリン酸イオンの2種類が検出されリン酸イオンについては約50%ほど検出されました。
ICP発光分光分析法では12種類の金属元素が検出され、最も含有量があったものはアルミニウム元素でした。
以上の結果から、試験対象はりん酸溶液であり、アルミニウムが溶解していていることが分かりました。