どうしてボイラーの排ガス測定は必要なの?(ばい煙測定のあらまし)

最終更新日:2017/09/01

工場や事業場の設置されているボイラーなど、燃料などの燃焼に伴い、大気汚染の原因となる物質を発生する施設は、ばい煙発生施設とされ、大気汚染物質の排出が法律で規制されています。(大気汚染防止法)
大気汚染物質の規制内容は次の通りです。
 ①硫黄酸化物の排出量
 ②排ガス中のばいじん濃度
 ③排ガス中の有害物質の濃度
  有害物質とは、a)窒素酸化物、b)カドミウム及びその化合物、
  c)塩素及び塩化水素、d)フッ素、フッ化水素及びフッ化珪素、
  e)鉛及びその化合物が規定されています。

このように、排ガス中の大気汚染物質は排出量または排出濃度で規制が設けられており、定期的な測定により、その確認と記録の保存が義務化されています。
(排出ガス量や施設の種類・規模や、設置される地域により基準値や測定頻度は異なります)

大気汚染防止法で定めるばい煙発生施設はこちら
排ガス・ばい煙測定の詳細はこちら

外部リンク
岡山県大気規制のあらまし