CFP


カーボンフットプリント(CFP)とは?

2016/09/04 サービスQ&A CFP

カーボンフットプリントとは、商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2換算して、商品及びサービスに簡易な方法で分かりやすく表示する仕組みです。
2009年度より3年間、経済産業省等主導により実施された「カーボンフットプリント試行制度事業」は2011年度をもって終了し、2012年からは、社団法人産業環境管理協会により、環境コミュニケーションを重視した、CFPコミュニケーションプログラムが運用されています。
CFPコミュニケーションプログラムの算定ルールに従って算定された商品又はサービスは検証合格後にCFPプログラム参加マークを表示することが可能となります。

CFP取得のメリットにはどのようなものがありますか?

2016/09/04 サービスQ&A CFP

メリットとしては以下のようなものがあげられます。
・商品のライフサイクルにおけるCO2排出量のホットスポットの「見える化」をすることができます。
・コスト削減の動機づけになります。
・新しい取組として各メディアでのプレスリリースが期待できます。
・容器リサイクル法、プラスチック製容器包装の再商品に関する入札に際しての総合評価制度において、高度な利用項目で加点評価があります。
・米国環境評価システムEPEATにおいて、第三者認証を伴うLCA項目 として利用できます。
・グリーン購入法のプレミアム基準への採択があります。
・経済産業省 「カーボンフットプリントを活用したカーボンオフセット制度」、 「※どんぐりポイント制度」といった取り組みに参加できます。

※どんぐりポイント制度とは、製品やサービスにポイントを付け、集められたポイントがコミュニティに役立つ商品や環境保全団体に寄付される取り組みのことです。製品やサービスにどんぐりポイントを付けるには、CFPで算出したCO2排出量をクレジットで埋め合わせる「カーボン・オフセット」が必要です。